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老驥伏櫪 志在千里

  • 執筆者の写真: ゴブルジム・スタッフ
    ゴブルジム・スタッフ
  • 4 日前
  • 読了時間: 3分

更新日:3 日前

今週は、天候も不安定で大雨の日もあれば、真夏の暑さがぶり返す日もありました。

それでも、ジムにはそれぞれの目的を持ったメンバーが集まり、熱量のある時間を過ごすことができました。


月曜日

この日の参加者は、私と大学生1名、そして先週体験に来て今回から正式に入会してくれた中学生1名。

計3人と少人数でしたが、そのぶん一人ひとりに目を向けられる濃い練習になりました。

中学生はサッカーを本格的にやっていることもあり、フットワークに重点を置きました。

リング上の動きはサッカーのステップにも直結する部分が多く、彼の吸収力の高さには驚かされます。

一方、大学生は来年の試合を目指しており、さらに高いパフォーマンスを発揮するための課題に取り組みました。

サークルボクシングでは、お互い前足を円の中に入れてパンチの応酬を行います。

一歩も引けない距離だからこそ、攻防の工夫や気持ちの強さが問われます。

終わった後には、疲れつつも充実した表情を見せていました。


水曜日

水曜日は、私、スタッフ、そしてカイセイ君といういつものメンバーでの練習でした。

この日は私もミットを持ってもらって、久々に打ち込みを多めにこなしました。

首相撲やタックルの攻防も取り入れ、最後は組みもありのマスへ。

今回の私は防戦一方になる場面が多かったですし、二人の様には動けないと痛感。

気持ちに身体がついていかない——そんな現実を突きつけられました。

瞬発的な動きや反応などは元々得意な方ではありませんが、それでも以前に比べて衰えを感じる瞬間が増えています。

ただ、それを悲観する気持ちは不思議とあまりありません。

むしろ「では今の自分にできるサポートの形は何か」と考えるきっかけを与えてくれました。

一緒にマスをするだけが役割ではなく、角度を変えて寄り添う方法はいくらでもあるはずです。


木曜日

この日は、私とスタッフ2名、高校生1名、そして女性2名を含む社会人3名。計6名での練習となりました。

盛り上がったのは「ミットタイムアタック」。女性お二人がそれぞれ新記録を更新!

こうした小さな達成が積み重なっていくことで、練習へのモチベーションが自然と高まっていくのだと思います。

また、試合を目指している2人の会員も、地道に汗を流しながら確実に成長を重ねています。

実際に対峙してみると「前よりも強くなっている」とはっきり分かる。

その変化を実感できるのは、サポートする側にとっても大きな喜びです。


まとめ

練習を通じて、会員さんたちの成長を間近で感じられるのは嬉しいことです。

一方で、自分自身は体力や瞬発力の衰えを実感せざるを得ない場面もありました。

それでも「支える形」は一つではなく、これからも工夫を重ねながら、寄り添い続けていきたいと思います。


老驥伏櫪   老驥(ロウキ)は櫪(レキ)に伏すも、老いたる名馬は厩(うまや)に伏す身となろうと、

志在千里   志、千里に在り。   千里の遠きを駆け巡る志は、決して捨てない。

烈士暮年   烈士(レッシ)の暮年(ボネン)、英傑は年老いてもなお、

壮心不已   壮心(ソウシン)已(や)まず。 雄壮な志を持ち続けている。


三国志・曹操の詩『歩出夏門行』に記されたこの詩のように、

年齢や体力の衰えを感じながらも、志だけは失わず、これからも歩みを続けていきたいものです。




 
 
 

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